旅する妄想ねったいぎょ

ひとり旅、ゲストハウスめぐり、お買いもの、製作。 色々と実験している日々のあれこれです。

腹が減ったら戦はできぬ   旅ができねば暮らしていけぬ

初ひとり旅のはなし

本日二度目のこんばんは。

 

今日は15時頃、新しい住人のアメリカ人カップルがやってきました。

二人とも少し年上で落ち着いていて柔らかい雰囲気です。

 

ここへカップルが来るたびに

 

「二人旅も、面白いんだろうなあ。」

 

と思うのです。

 

同時に、ひとり旅をするようになったきっかけも毎回思い出します。

 

 

せっかくなので、ちょこっとだけ過去の記憶に触れてみたいと思います。

 

 

あれは4年前、まだ学生でした。

学外の企画団体でサークル活動に明け暮れる毎日でした。飛び込み営業的なことも結構していたので、今思えばなかなかハードなサークルでしたね〜。

 

活動範囲はほぼ東京。限られた行動範囲で毎日同じメンバーに会っていました。もちろん楽しかったですが、たまに煮詰まって辛くなったりもしたので、リフレッシュの旅に出ることにしたのです。

 

それが一番最初の2泊3日長崎ひとり旅でした。

 

なんで長崎だったのかというと、「大村線に乗りたいから」でした。

そうです、電車が大好きなんですわたし。

 

JR大村線にはシーサイドラインなるものがあり、大村湾を間近に感じながら情緒のある鉄道旅を体験できる素晴らしい路線なのです。

 

あ、飛行機もこの時が初めてでした。やーー、あれも感動しましたね!

離陸前のゴゴゴゴっと走り出す瞬間の期待感で満ち溢れる感じが最高に好きです。

 

長崎は食べ物も最高でした。ちゃんぽん、角煮まん、老舗菊水大徳寺梅ヶ枝餅ミルクセーキ、カステラ、、、お腹空いてきました。

ちゃんぽんは毎日1〜2食べたと思うのですが、相当塩分多過だったようで朝起きると目元と頬周りがむっくむくにむくんでいたのも良い思い出です。

 

で、この旅で滞在したのが人生初のゲストハウス"casanoda"でした。

知り合いから「一人ならゲストハウスが楽しいかもね」と言われなんとなく興味があったので期待は高かったです。

 

そこにはオランダとかイタリアからのゲストがいました。母国語が違うので皆んなが話すのは英語!!!

あの時は本当に全然話せなくて途方に暮れました。というのも学校の教科の中での英語は結構得意だったので、生きた英語を前にして何もできない自分にショックを受けました。

分かったふりして会話を合わせたり人の話を適当に流しちゃうこと、何より自分のことすら話せないのがものすごくストレスフルでした。(カレーが好きです、くらいは言えましたがそれ以上のことになると…チーン)

 

とにかく悔しかったんですね〜あの時。

 

2日目は”あかり”という別のゲストハウスに飛び込みでトライしてみましたが、そこでも同じような感じでした。ドミトリーには全く抵抗なかったのですが、やはり外国人と気軽に話せないことが悔しくて結果的に悶々としていた気がします。

 

ただ、ひとり旅自体は本当に楽しかったんです。

誰にも干渉されずに好きな場所で好きなものを見て、食べて。こんなに手軽に自由と解放感を感じられるなんて最高!!と心底思いました。

 

だから、楽しさ100%悔しさも100%な旅でした。

 

 

そこからですね色々な国の人と話したい欲が高まって、取り憑かれたようにゲストハウスに足を運びまくるようになったのは。笑

 

 

今は、どこへ滞在しても楽しいと感じます。ストレスも無いです。でも英語が完璧ペラペラなわけでは全くもってありません。

 

きっと色々感じて体験して、言葉ができなくてもコミュニケーションが取れるゆとりができたからかなあと思います。

 

それでも英語はもっと上達したら楽しいと思うので、今年はしっかり勉強したいです。で、もっと多くのゲストハウスを開拓していきたいですね!

 

 

 

これだから、ひとり旅はやめられないのです。

 

 

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

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