旅する妄想ねったいぎょ

ひとり旅、ゲストハウスめぐり、お買いもの、製作。 色々と実験している日々のあれこれです。

腹が減ったら戦はできぬ   旅ができねば暮らしていけぬ

【ヒッチハイク】広島旅 後編

こんばんは

 

 

 

今日は、平成時代一の寒さだったそうですね。

 

 

 

朝から水道の水やトイレの水までも凍ってしまいました。

 

 

 

 

このままだと凍死する!ということで、

 

 

 

いろいろ対策を考えてくださったオーナーが

 

 

 

風呂の近くのスペースで火をおこしてくれました。

 

 

 

 

しかも火鉢に炭スタイル。

網焼きで餅も焼いてくれたので、急遽砂糖醬油とにんにく醬油を用意して皆んなで美味しく頂きました。

 

f:id:feltme3manami:20180125234627j:plain

 

 

 

やっぱり火を囲むって良いですね。

体も温まるし、火を介して距離が近くなるから会話も自然と始まる。

 

 

中学生の頃に林間学校かなんかで、白装束をまとってキャンプファイヤーをしたのを思い出しました。

 

 

どこの学校もあんなことをやっていた気がしますが、あれってなんだったんでしょうか。何かの精になりきっていたのだっけ。

 

今思うと不思議な集団ですよね〜。

 

 

 

 

 

 

 

よいしょ、昨日の続きです。

 

 

 

 

 

そう、最終日は岡山に帰らなければならないというミッションがあったため時間制限を設けてヒッチハイクにトライしました。

 

(内二人は岡山駅に用があるとかで、訪日外国人の特権であるJRパスで”のぞみ”に乗って帰ってゆきました。良いなあ)

 

 

初めは広島駅から歩いて十数分の新白島駅付近でトライ。なぜなら国道が通っていて、ICの入り口が近いから。

 

 

 

 

 

10:30〜12:30くらいでしょうか。2時間二人で踏ん張ってみました。

 

 

 

 

時々通りがかった心優しい方が「ここよりあっちの方が良いよ」とか教えてくれるのですが、止まってくれそうな車は一向に現れず。

 

 

 

 

 

お腹も空いて手も凍えそうで、だんだん弱気になってきて、徐々に広島駅方面に移動しながらもはや全てが”ながら”の歩きながらヒッチハイク

 

 

 

 

時間も13時を回ってしまったので、仮にキャッチできなかったら14時の電車に乗ることを条件に最終トライ。

 

 

 

 

 

いや〜駅前でボードを掲げて歩き回るのはなかなかハードル高いかな、と思いつつも笑顔で練り歩く。

 

 

最初は少し恥ずかしかったですね、確かに。でも回を重ねるうちに恥は既に消えました。

 

時々、乗せてくださるドライバーさんに「若いうちしかできないからね!良いね!」

と声をかけられますが、その理由がなんとなくわかるような気がします。

 

 

 

 

沢山の方から恩恵を受けながら、今のうちに沢山経験しておきたいなとも思います。

 

 

 

 

 

 

で、結局この日は時間までに目標達成できなかったので14時発の鈍行電車で3時間かけて岡山まで戻りました。

 

 

 

 

岡山駅に着くと、昼食を抜いていたわたしたち二人は駅構内の”サンステ”へ一目散。

 

 

久しぶりにチーズケーキの入ったゴテゴテに甘いクレープを頂き、改めてホイップクリームと苺の相性に最高のしあわせを感じました。

 

 

 

 

相方の彼は相当な大食漢かつ甘党なのですが、"VIE DE FRANCE"で買った5つのパンをものの数分でペロリと平らげた上に「ああ、まだミスタードーナツが気になるなあ」とか「クレープも良いけどフレーバーが決められない」とかなんとか言っていました。

 

 

 

 

 

さすがに言葉を失いました。しかも細いんですよねこの人。

 

 

 

 

 

 

代謝どうなってるんだろう。

 

 

 

 

ちなみに昨日お好み焼きをお代わりしたのも彼ですが、やはり人より食べる分旅先での食費も相当高いのではと思います。

 

 

 

 

他人の懐事情は知りませんが、クレープ一つでこれだけ幸せにかつお腹いっぱいになれるなんて、わたしって幸せかもと思わざるを得ない状況でした。

 

 

 

 

 

 

そうこうしているうちに吉備高原行きのバスが来ましたので、無事に乗り込み。

 

 

 

 

 

 

約1時間。

 

 

 

 

 

 

 

 

無事、星明かりしか見えない吉備中央町へ戻って来られました。

 

 

 

 

 

 

 

家に帰ってくると次の日去る予定の二人が夕食の用意をしてくれていました。

 しかも、わたしが教えた唐揚げを完コピ再現してくれていたのです。

 

「一番好きなチキンだから、最後に食べてもらいたかったの!」

 

 

 

 

と。

 

 

 

嬉しいなあ〜

 

 

 

 

 

 

こういうさりげない嬉しさを積み上げていくことが、大切かもですね。

 

 

 

 

 

 

 

わたしも、もっと周りの人に与えられるように意識しよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやはや、いろいろトラブルありのなが〜い旅でしたが、ばっちり楽しめました。

 

 

 

 

 

 

 

 

次のデイオフはどうしようか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

考えながら眠りにつきます。

 

 

 

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ではでは、おやすみなさい。